邦楽とは、箏・尺八・三味線など、日本古来の楽器で演奏される音楽のことです。
鹿児島大学の邦楽部では年間を通してさまざまな活動をしています。
定期的に行われるコンサートを始め,合宿,花見,忘年会などさまざまなイベントを行います。
ここでは邦楽部で多く使われる三つの楽器,箏・三味線・尺八について説明したいと思います。
◇箏
箏という楽器は桐の木に絹やテトロンの絃を張ったもので、箏柱(ことじ)で音程を調節し、箏爪(ことづめ)を使って弾きます。
一般に13本の絃が張ってあるものがよく知られていますが、その他にも17絃箏や20絃箏などがあり、我が部では13絃箏と17絃箏を使って活動しています。
また、箏は「スクイ」「合せ爪」「散し爪」「かぎ爪」「押え」など技法が多く、曲中ではこれらのさまざまな技法を多用して演奏します。
◆三味線
一般的には、「三味線」という名で呼ばれています。
三本の絃が張られており、撥(バチ)というイチョウ形をしている道具で絃を叩くようにして音をならします。
三本の絃の音程差の他に、絃を「つぼ」と呼ばれるところで絃を押さえて、音程を変えます。
普通に叩いて音を出すほか、「スクイ」や「はじき」、「ツトン」等の技法を使って曲を演奏しています。
三味線にも色々な種類がありますが、我が部では、中棹の地唄用を主に使用しています。
◇尺八
尺八は竹に穴を空けただけの楽器です。基本的に穴は5個あり、五孔と呼ばれています。
音を鳴らすには歌口と呼ばれる部分に息を吹きます。孔が5個しかないですが孔を半開にしたり顎の角度により音程を変えるメリカリなどを駆使して12音階も出すことができます。
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から